1歳からの離乳食の進め方
9~11カ月頃のバナナの固さのものが上手に食べられるようになったら、次のステップです。
肉団子や卵の白身くらいの固さのものを与えてみましょう。
ご飯は、大人のご飯よりも水を多めにして炊いた軟飯がいいでしょう。
歯が生え揃ってくる頃なので、食べ物を前歯でかじることが出来るようにもなるでしょう。
また、自分で食べたがるようにもなってくると思います。
野菜をスティック状にして、ゆでて持ちやすくして、赤ちゃんが自分で食べられるように工夫してあげましょう。
スプーンやフォークなどに刺して、渡してあげるのもいいですよ。
初めのうちはうまく食べる事が出来ないので、少しだけ手助けをして練習していきましょう。
1歳を過ぎてくると、栄養のほとんどを離乳食から取るようになってきます。
献立を立てるときは栄養面には特に気を配り、バランスの良い食事を心がけましょう。
味付けは、薄くつけてあげるといいです。
濃い味にしてしまうと、腎臓に負担がかかってきてしまうので、気をつけてあげて下さい。
大人の食事からの取り分けメニューや、ベビーフードなどを使うととても便利です。
ミルクを卒業した赤ちゃんは、離乳食の間におやつを取り入れましょう。
赤ちゃんの生活リズムや成長具合などと相談し、1日に1、2回取り入れるといいでしょう。
おやつを取り入れることで、離乳食だけでは補えない栄養素もうまく取り入れる事が出来るようになるでしょう。
おやつのメニューはお菓子だけではなく、芋類、果物、乳製品などを取り入れていくといいでしょう。
1歳頃からのタイムスケジュールの例
7:00 離乳食
10:00 おやつ
12:00 離乳食
15:00 おやつ
18:00 離乳食
1食あたりの離乳食の目安量
穀類(軟飯):90g~
またはご飯:80g~
野菜・果物:40~50g
魚・肉:15g~20g
または豆腐:50~55g
または乳製品:100g
または卵:全卵1/2個程度